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Channel: 身体・病気・医療の社会史の研究者による研究日誌
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軍規と処罰の妄想

青木義治「環境の幻覚及び妄想に及ぼす影響」(1)-(3) 『医療』vol.5, no.1: 1951, 5-8; vol.5, no.5: 1951, 266-269; vol.5, no.8: 1951, 410-415....

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『Medicine ― 医学を変えた70の発見』

ウィリアム・バイナム、ヘレン・バイナム『Medicine - 医学を変えた70の発見』鈴木晃仁・鈴木実佳訳(東京:医学書院、2012) 内容は一般向けの医学史の書物であるが、フルカラーの大きな画像が数百枚もふんだんに使われていることに大きな特徴がある。出版社がもともと美術系の出版社である Thames & Hudson...

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精神衛生実態調査(昭和29年)

厚生省公衆衛生局精神衛生課『昭和29年度精神衛生実態調査』(1959) 昭和29年に実施された「精神衛生実態調査」が、昭和34年に出版された。少し時間がかかっているように思うが、その間に、衛生局の局長が山口正義から尾村偉久に変わったことと関係があるのかな。...

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『仙界異聞』

平田篤胤『仙界異聞・勝五郎再生記聞』子安宣邦校注(東京:岩波書店、2000)...

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中世イスラムの旅行記

Ibn Fadl?n, Ibn Fadl?n and the Land of Darkness: Arab Travellers in the Far North, translated with an introduction by Paul Lunde and Caroline Stone (London: Penguin Books, 2012)...

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半藤一利『日本のいちばん長い日』

半藤一利『日本のいちばん長い日』 8月15日の終戦の詔勅のラジオ放送の前の24時間の日本政府の様子をたどったドキュメンタリーである。子供の頃にTVで放映された映画を観た記憶がある。...

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半藤一利『ノモンハンの夏』

半藤一利『ノモンハンの夏』...

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柏木博『探偵小説の室内』

柏木博『探偵小説の室内』(東京:白水社、2011)...

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初期近代のプロト生権力について

末木文美士『日本宗教史』(東京:岩波新書、2006) 日本の仏教が江戸期に「葬式仏教化」したことの反面である人口学・プロト生権力の形成について、新書からメモした。...

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青木歳幸『小城の医学と地域医療―病をいやす―』

青木歳幸『小城の医学と地域医療―病をいやす―』(佐賀:佐賀大学地域学歴史文化研究センター、2011)...

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『海辺のカフカ』

『海辺のカフカ』 村上春樹のノーベル賞のお祝いに読もうかと思って買った。結局ノーベル賞は取れなかったけれども、それでも楽しく読んだ。...

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北條民雄『いのちの初夜』

北條民雄『いのちの初夜』(東京:角川書店、1997)...

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戦前の精神病質と再犯の調査

吉益脩夫「判決時に於ける初犯者の社会的予後」『民族衛生』16, no.1. (1949), 20-26. 大正期から精神医学者が問題にしていた「中間者」という概念を具体的な研究によって調査した論文。昭和6-7年の東京において初犯で判決を受けたものの精神医学的検査を行い、それから相当の年次を経て、再犯しているかどうか成り行きを検査している。...

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寺内大吉『化城の昭和史』

寺内大吉『化城の昭和史―二・二六事件への道と日蓮主義者』(東京:中公文庫、1996)...

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幸田露伴「一国の首都」

幸田露伴「一国の首都」 幸田露伴が明治33年に東京の過去と現在と将来を論じた論考である。江戸は300年近くにわたって造られ、生きられ、誇りにされてきたが、その江戸を「破壊して」薩長の侍たちが東京を造り始めてから30年がすぎた時点において書かれた。30年というのは短い時間ではあるが、それほど短いというわけではない。そこで、東京のあり方を批判的に考えようということである。...

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パノフスキー『<象徴形式>としての遠近法』

エルヴィン・パノフスキー『<象徴形式>としての遠近法』木田元監訳、川戸れい子・上村清雄訳(東京:ちくま書房、2009) 何の必要だったのか忘れたが、しばらく前に何らかの必要があって買ったけれども読む時間がないままその必要が消えてしまった本である。広い洞察と深い構想力で、生きている間にこの書物を読んでおいてよかったと思わせるような一冊だった。...

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マリオ・バルガス=リョサ『継母礼賛』

マリオ・バルガス=リョサ『継母礼賛』西村英一郎訳(東京:中央公論社、2012) バルガス=リョサは、ペルーの作家で、2010年にノーベル文学賞を受賞した。作品を読むのは初めて。二日続けて傑作だという記事を書くことは珍しいけれども、この作品も一年に一度出会うかどうかという素晴らしくエロティックな小説である。...

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芥川の書簡から

日曜の午後をゆっくり休んで、芥川龍之介の晩年の書簡を読む。岩波の全集でいうと第20巻である。手紙の文体に感心し、トリヴィアルな些事に軽く驚き、晩年の病気について少し鮮明なイメージを得た。手紙にはきびきびと要件を書きながら品格を保ったものが多い。バートン訳『アラビアン・ナイト』全18巻を上海の古書店から買った値が「150円」とのこと。これは、当時の慶應義塾の一年分の授業料であった。

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『日本残酷物語』

宮本常一・山本周五郎・揖西光速・山代巴監修『日本残酷物語 5 近代の暗黒』(東京:平凡社、1995)...

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山本茂実『あゝ野麦峠』

山本茂実『あゝ野麦峠』...

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