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Channel: 身体・病気・医療の社会史の研究者による研究日誌
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ライヒと「オルゴン仮説」

Christopher Turner, Adventures in the Orgasmatron(2011)...

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大阪で二つのシンポジウム(3月9日・17-18日)

大阪市立大学・経済学研究科から、二つの大きなシンポジウムの案内があります。 3月9日 重点研究「健康格差と都市の社会経済構造」シンポジウム 日本における福祉国家の原型 ――格差をめぐる医療・社会政策―― 会場:大阪市立大学文化交流センター・ホール(大阪駅前第2ビル6階)   アクセス:http://www.osaka-cu.ac.jp/info/commons/access-umeda.html...

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カーマ・スートラ

BBCのラジオのIn Our Time は、Podcast して車の中で聴いているお気に入りの番組である、歴史、文学、哲学、科学と守備範囲も広く、科学史・医学史も充実している。その番組が「カーマ・スートラ」を取り上げて、今回もとても面白かった。 http://www.bbc.co.uk/programmes/b01bb9c9...

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エロスと権威の道具としての浣腸

『芸術新潮』の春画特集 2012年2月号の『芸術新潮』は春画と世界のエロティック芸術の特集である。「春画ワールドカップ」などというおばかな企画を組んでいるから誤解しがちだけれども、とても読み応えがある特集だった。日本の春画のほかに、中国、インド、トルコ、アンデス、古代ギリシア・ローマ、そしてヨーロッパという6つの区分けで、エロティック・アートを論じている。...

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レオナルド「新作」

『ナショナル・ジオグラフィック』に、レオナルドの真筆ではないかという説が提出された作品についての記事が出ていたので、喜んで読んだ。オックスフォードの美術史家で、レオナルドの研究者であるマーティン・ケンプに持ち込まれた小さな肖像画の作品である。ケンプは、この作品を調査した結果、レオナルドの真筆であるという判断を下した。ミラノのスフォルツァ家が、お姫様のビアンカ・スフォルツァの婚礼を記念して豪華な手稿本...

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武村政春『ろくろ首の首はなぜ伸びるのか』

武村政春『ろくろ首の首はなぜ伸びるのか』(東京:新潮社、2005)...

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古屋芳雄の日本民族論

古屋芳雄『日本民族渾成誌―特に大陸との関係について』(東京:日新書院、1944)...

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古屋芳雄と国防国家論

松村寛之「<国防国家>の優生学―古屋芳雄を中心に―」『史林』83(2000), 272-302....

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博物館の医療器具は知性に訴えるのか感覚に訴えるのか

新着のIsis から、医学博物館が、訪問者に何を感じ考えさせるべきかという議論。とても勉強になった。 2nd: Arnold, Ken, and Thomas Soederqvist, “Medical Instruments in Museums: Immediate Impressions and Historical Meanings”, Isis, 102(2011), 718-729....

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ネズミの人口密度と大都会の心理学

同じく新着の Isis から、20世紀中葉の心理学の実験の優れた分析を読む。 2nd: Ramsden, Edmund, “From Rodent Utopia to Urban Hell: Population, Pathology, and the Crowded Rats of NIMH”, Isis, 102(2011), 659-688....

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ウェルズ『タイム・マシン』と優生学

ウェルズ『タイム・マシン』 必要があって、H.G....

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ヒステリー患者と医学の権力の刻印

Beizer, Janet, Ventriloquized Bodies: Narratives of Hysteria in Nineteenth-Century France (Ithaca: Cornell University Press, 1993)....

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ツヴァイク『マゼラン』

ツヴァイク『マゼラン』...

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ヒステリーと神経症の歴史

Hustvedt, Siri, The Shaking Woman or a History of My Nerves (New York: Picador, 2009)....

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大正7年の保健善悪番付

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アッシャー館の崩壊

E.A. ポー「アッシャー館の崩壊」『ポー名作集』...

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三宅鉱一とヒステリー論1

三宅鉱一『精神病学提要』増訂第七版(東京:南江堂、1944)...

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三宅鉱一とヒステリー論2

三宅鉱一『精神衛生』(東京:帝国大学新聞社、1936) 「ヒステリー」147-193. もとは昭和9年8月、「花嫁学校講義録」第二巻に所収したもの。この「花嫁学校講義」というのは、なんだろう。 フーフェランドなどはヒステリーは女のみであると言っていたが、現代では、ヒステリーは男にも起きるし、兵士や筋骨隆々たる男性労働者にも起きるものであると知られている。148-9...

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狂人の霊魂が、他の人の身体を乗っ取る話

ウェルズ「盗まれた身体」 『タイム・マシン』に入っていた短編。霊魂が身体を離脱することを主題にして、催眠術、降霊術、伝心と身体幻像の伝送など、当時流行していたオカルト的な事柄を背景にしている。...

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江戸川乱歩『人間椅子

江戸川乱歩『人間椅子』角川ホラー文庫・江戸川乱歩ベストセレクション1(東京:角川書店、2008)...

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